月
25
1月
2010
amazonは書籍のセカンドスタンダートとなるか?
バタバタと忙しくしている間にAmazonを中心に電子書籍の今後についてニュースがありました。「Amazonは書籍のセカンドスタンダードとなるか?」といった内容でちょこっと書いてみたいと思います。
まずはニュースの記事
なんと印税を作者に70%配分し、一気に紙を駆逐しようというニュースです。
「紙」が、すばらしい媒体だということは周知の事実ではあり、今までの常識で展開していくと少しづつ脅威になっていくだろうことは予測されていましたが、まさかの手法で一気にシェアをとろうという狙いが見て取れます。
- 原作者の優遇(当たり前といえば当たり前なのですが、作者最優先)
- エコ(紙のために木を切り倒すことがないのでエコだとも言えます)
- 価格(従来の本に比べ、安く提供することが出来る>買いやすくなる)
- 廃刊本も売れる(コストが見合わないため廃刊になった本でも手に入る)
ざっと思いついただけでもメリットとしてはこのようなことを挙げることが出来ます。逆にデメリットはというと、
- 出版社が大打撃
くらいでしょうか。「紙」の書籍がなくなるとは思いませんが、少なくともこれから数年のうちに「出版の再編」が起こることは必至かと想像します。
また、今月27日にAppleから発表されると噂されているタブレットMacの動向も気になるところ。画面が大きくなることで一番メリットを引き出せるのは広い画面を必要とするコンテンツですからね。itunesのように本を扱うのならばAmazon Appleが協力するようなこともありえるかもしれません。
※Appleの性格上これはないかな!?
「Appleが車を売る世の中」は極端かもしれませんが、
「小売店(PCメーカー)が出版する世の中」
そんな世の中は十分ありえる話です。
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◆問題点
【デバイスについて】
こちらはまだ問題がありそうなことがたくさんあるのですが、ユーザーの意見や技術の進歩でいくらでも改善されそう。
例えば、発光なしのスクリーン。キンドルはモノクロ表示のみなので写真を扱うようなことは現状厳しいですが、カラーについても開発は進んでいるでしょうし、時間が解決するでしょう。コミックなどの見開き対応が問題ですが、こちらも解像度と真ん中から分割表示させれば問題ないわけですから、それほど敷居の高い問題とも思えません。
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【コンテンツの質】
現在の出版物は出版社(編集)による校正が入っているため、質の悪い作品が増える可能性があることは念頭に入れる必要があるかもしれません。もちろん作家さんがメインではあるのですが、アイデア出しなどを校正側で行っていることも確かですからね。
ただ、携帯小説のような質の悪いものをガンガン売り出している実例もあり、庇おうとしてもちょっと、、、と言いよどんでしまう現状が^^; いずれにしても良質なコンテンツを提供するには編集の仕事は必須と思われますので、立場を換え、こちらの業種は残るのだと思います。
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実際振り返ってみると、音楽業界で全く同じ現象があったではありませんか。itunesです。最初のうちはCDという物理的な満足感が必要とは言っていなかったでしょうか。ところが蓋をあけてみれば、CDの売上をメインで扱っているオリコンチャートの惨状はヒドイものですし、ダウンロード販売が当たり前になっているではありませんか。
しばらく試行錯誤期間はあるでしょうが、「遠くて近いものがヒットする」という定石から推測すると間違いなく書籍のセカンドスタンダードとなるのだろうと私は思います。
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