水
13
1月
2010
鬼才現わる
なんと裸に見えるように加工するジェネレーターです。デザイン的視点から「裸に見える理由」を説明出来そうなので挑戦してみます。
このジェネレーターは、人間の心理を逆手にとったアフォーダンスと説明出来るかと思います。一般的にアフォーダンスとは
- 穴があったら覗きたい
- ボタンがあったら押してみたい
- 扉にノブがついていたら、ノブを使って開閉する
という考え方なのですが、このジェネレーターは逆説的アプローチでアフォーダンスを試みています。
「隠れた部分が見たい」と考えるのは、「穴があったら覗きたい」のと同様のことが言えるのですが、そこに至るアプローチが非常に巧みです。
大抵はモノありきで、わかりやすい例でいうと、扉にノブを取り付けることで、無意識にノブを回すなり、押すなり、引くなりして扉を開けるように、モノにプラスすることでアフォーダンス効果を引き出すのが一般的なのですが、このジェネレーターの場合は、余計な情報を削った結果が、アフォーダンス効果を発揮するように設計されています。
つまり、物質的な視覚情報をシャットアウトすることにより(この場合は水着にあたる)、「隠れた部分を意味の無い情報(色の色面)」に変換することで、意味の持つ肌のみに意識が集約する結果、「裸に見える」という現象が引き起こされるわけです。
また、「裸に見えるように加工する」ジェネレーターというネーミングも狙いすまされたかのようです。いわゆる大人のおもちゃ業界というのは、どんなに不景気になろうと、無くならない産業と言われているのですが、その手の話題は興味を引くものなのです。昨日もちょうどこんな記事がGIGAZINEに掲載されていましたね。
このジェネレーターを使う用途を「裸に見えるように加工する」と言葉で縛ることで、無意識のうちに、動物の写真を使っても構わないにも関わらず、女性の露出度の高い画像を選ばせる効果を持たせ、実際加工させるという二重に張り巡らされた策略により、大きな効果を持たせることに成功していると言えます。
実際のところはどうだかわかりませんが、製作者の方は心理学系の知識を持った方なのではないでしょうか。
<情報元AppBank>
c-mn
